洗練されたデザイン、かつ機能性も高く人気のドアアイテムなのですが、取付け方次第ではそのスタイリッシュな設計があざとなり、調整に手間取ることが稀に確認されています。
具体的にはリングが回転しない・バンパーが動かない・カバーが開かないといった過去事例がありましたが、これらはちょっとしたコツで解消されます。
弊社でも施工経験上、不具合品ではないかと思えた体験事例がありますが、再度取付け作業をし直すとその現象が発生しなかったりと、繊細な商品であるという認識を持って取付するように心掛けています。
よくある事例の1つの原因に、取付ビスの締め具合があります。
単純に締め過ぎが原因の場合もあります。また、各ビスの締め付けバランスを調整すると動きがスムーズになることがあり、少しずつ調子を見ながら増し締めするのがコツと言えます。
見た目には平滑なフロアですが、微妙なねじれ・凹凸がありそれに影響され、作動不良になることもあります。 スリムな設計が起因、そのぐらい繊細な調整が必要な場合もありえます。
このように初期不良に思える現象がありますが、その多くは微調整で解消されます。
ちなみにメーカー見解ですが、上記のような事実を盾に、初期不良交換打診に対してかなり渋る傾向にあり、対応が非常に悪いです。
「不具合ではない、考えにくい、全くないとまでは言い切らないまでも、そうそうある事例ではないし、施工者の技量問題なのでは?」と言い放ちます。
担当者個々の対応力・人柄にも偏りがあるので一概には言えませんが、概ねこの会社の統一見解は現場側で対応するべきであるという考え方の社風のようです。
「窓工房 ナカサ」店長より