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ドア、窓の専門店の窓工房ナカサ ナカヒデト。ナカサの公式サイトです。

ナカサの 内窓 浴室用

浴室用インプラスのバリエーション

浴室には浴室用の内窓を!

浴室
浴室用のインプラスは、浴室内湿環境対策と壁部構造材により他の内窓とは異なる材質と部材構造となっています。
そもそも浴室は室内にありながら外装扱いとなり、使用される材質・部材・構造が耐雨仕舞仕様です。
それに対し内窓は室内専用で、内装快適付加価値商材のため、雨仕舞構造になってません。
内窓が外部に使用できないのはこのためです。
二重化による高気密性、これと水密や耐水性は意図とすることが全く違います。
浴室で使用する場合は『水』対策が施された浴室用インプラスがあります。
腐食対策で補強材(框内部)をスチールからアルミ製に変更されていたり、ユニットバス専用設計の枠形状だったり・・・

寒いんで浴室には内窓欲しいですもんね。 専用品をどうぞ!

ただひとつ問題が、、、
浴室用に用意されているのが定番の2枚引違用しか設定されてません。
4枚引違とかはいらないでしょうけど、開き窓やFIXタイプは設定してほしいとこですよねぇ~。
無いんですよ、2枚引違しか。(一家に一台しか需要が無いのが理由???)
かといって、まさか販売店が室内専用の開き窓やFIXタイプを勧める訳にもいかんのですぅ、、、
ま、でも以前、2枚引違も専用設計された内窓がバリエーション化されてない時は、
「いずれ赤錆が流れ出てくるかもしれませんよ」って了承もらって使ってましたけどね。

後はオーナーさんと施工者さんとで熟考して・・・ ね!

「窓工房 ナカサ」店長より

単板ガラス採用時の注意点

薄いガラス厚は割れやすい。
設置時は垂直方向で運び、保管

インプラスの単板ガラス仕様に設定されている透明ガラスの3ミリ・型板4ミリ。
これはどうでしょうねぇー、あまりお奨めはできません。 特に透明3ミリ。
通販の場合はほとんどで配送が絡みますので、輸送中や荷下ろしの際のガラス破損が懸念されます。
実際の実績からも運送会社からの代替え商品手配要請は3ミリガラスを使った場合が多いです。

もう一つ、取付中にお客様自身が割ってしまった、ということもあります。
ガラスは縦でも横でも垂直方向に持ち運びすれば問題ありませんが、水平方向に持つと湾曲したりねじれが発生し割れやすいです。
ガラス組み込み商品は、平積み・平置きしないことが大事です。 少し斜めにし、立てて保管・持ち運びするのが鉄則です。

窓ガラス
透明の場合、5ミリガラスの設定がありますが、型板は4ミリのみです。
この型板4ミリも危険。
ですが型板を使う場所はトイレ・洗面所や廊下の小窓など比較的ガラス面積の小さい場合が多いのであまり気にされることはないと思いますが、リビングや寝室などのガラス面積が大きい場所に使う時は、別途6ミリ仕様にされた方がよいでしょう。
尚、3ミリ → 5ミリ、4ミリ → 6ミリとガラス厚が大きくなっても、断熱や防音効果に体感できる程の差はありません。

「窓工房 ナカサ」店長より

商品のお受け取り時は・・・

通販に付き物のトラブル。無いだろうと思わずチェック。
面倒でも徹底チェックをお願いします。

商品受け取り
この商品は、宅配便ではなく商業物流便でのお届けとなります。
宅配便の規定外商品で運送会社が易損品として扱う商材となりますので、一般的な通販で利用する宅配便とは運送規約が異なります。
運送会社からご注文商品をお受け取りの際、下記内容を厳守願います。

まずは梱包状態、商品にまで影響がありそうな外装の凹みや破れがある場合、ドライバー立ち合いの元で商品の無事を確認してください。
注文時に推奨の易損品補償にご加入頂いている場合、運送中に発生した商品事故の不具合品は、代替え商品を手配させて頂きます。

ドライバーを待機させての完全チェックは非現実的な一面もあります。
気になる点がある場合、ドライバーに念押しの意味も含めて、不具合を発見した時は本日中に連絡をすることの個別対応約束をその場でしておいて下さい。(個別対応に大きな意味合いがあります)
後日発覚となると、運送会社は認めない体質なのでご注意下さい。
過去の事例からも無くは無いトラブルです。トラブルを防ぐためにもご面倒ではありますが、ご協力をよろしくお願い致します。    

「窓工房 ナカサ」店長より

施工のワンポイントアドバイス

気密性を高め、性能を最大化させる

一番大事なのは建付け調整

採寸がしっかりできていれば、製作寸法は当店で適正化してお届けしているので、取付時に難しいことも悩むこともなく、スムーズに施工が可能です。

問題は取付けの際の手間のかけ方。
ただ単に取付けるだけなら20分もあれば完成ですが、キッチリ施工すると2時間程度は掛かると思って下さい。。
よくレビューで「30分で設置完了、簡単でした」みたいな内容を目にしますが、おそらくこの窓の二重化による性能は低く、宝の持ち腐れになっていると考えられます。 トントントンのサクサクポンで取付られたとしても、1時間以上の時間を要す るものです。

で、その間どんな作業をしているかというと、付けたりはずしたりです。
枠も付けたりはずしたり、本体もハメ込んだりはずしたりを繰り返します。

枠を取付ける時は最小本数のビスで仮固定し本体をはめ込み、バランスや障子本体の走行性を確認しながら本固定します。 これを何度も繰り返します。
最初に仮固定していたビス穴が若干ずれることになるので、割りばしなどを削りビス穴に叩き込み埋木した後、ビス止めします。
取付側の窓見切り枠に馴染ませつつ、本体がスムーズに可動するように様子を調整しながら取付けることで気密性と走行性が高まります
枠がビス頭で押え付けられ変形しないように、ビスの締め過ぎにも注意します。

走行性
枠の取付を終え障子本体の設置が完了。 さぁ、ここからです。
ここからは更に時間をジックリかけて、大事な大事な建付け調整をします。
建付け調整の正確さ次第で内窓の性能が決まり、Maxに高まります。
防音力も断熱力も、効果に大差が出る必須作業です。
調整はプラスドライバーのみの作業で、細やかさが必要になります。
順番は先に戸車で調整し、その後がクレセント調整です。

戸車調整は、障子本体戸先と枠が隙間なくピッタリになる様に戸車を上下調整し、調整後は確認のため障子戸先を枠に押し付け、上部下部とも動かないかチェックします。動けばまだ隙間があるので更に戸車調整をします。

クレセント調整のコツは、操作時にほど良く抵抗感を残しつつ、無理なく障子本体が施錠時に突っ張りあうポイントで増し締め。 これが最大気密に繋がります。

文章を追いかけてもちょっとわかりにくい部分があるかと思いますので、別の表現に言い換えることでピンとくる、理解しやすくなる。 そこは想定してますので、商品が届いて現物を目にしながら電話でご連絡下さい。

「窓工房 ナカサ」店長より

施工全般に関して

創意工夫・・・ おぉ、素晴らしい! 頑張って下さい。
臨機応変・・・ おぉ、それですそれ。素晴らしい! 頑張って下さい。

DIY
ご存じの方には当然、それ以外の方には「え、そうなの?」なお話かもしれませんが、取り付け方は、施工者自身が考え、可否・方法を判断しなければなりません。
職人さんが取付けるなら職人さんが、購入者さんが取付けるなら購入者さんが、例えば下地はしっかりしてるか、取り付ける寸法と取り付け後の姿寸法で何かしらのイレギュラはないか等々、考えること・確認しておくことはたくさんあります。

特に一般的な取付け方で完成する場合以外、つまり施工者のアイデア・技量・経験を駆使し、創意工夫で施工する場合、その現場の状況を知る者以外に口出しできる余地はありません。 ありませんというよりも、不可能なのです。
もちろん、「聞いてる限り、何となくそれでいけそうですねー」という無責任だったりアバウトな同調はできますが、あまり参考ににはならないと思います。
時には「こんな風に取り付けるでいいんじゃないですか?」と、経験上のアドバイスができることもありますが、これも個々の現場の状況を把握していない者の勝手な憶測がベースなので、信憑性は期待薄、参考程度の一例と捉えるべきでしょう。

建築商材の場合、プラモデルや組み立て家具と違い、設置する相手(現場)との兼ね合いがあり、図面通り・指示書通り・法則通りといかないのが難しいところ。
オーバーですが孤独な戦いでもあり、そして楽しい部分でもあります。
柔軟な創意工夫力と臨機応変な対処は、大小あれど必要で、この辺りに頭を使い、乗り越えクリアしていく、そんなゲームともいえます。

「窓工房 ナカサ」店長より

万が一に備えて

施工業者様、現場状況によりご注意下さい
DIYチャレンジャー様、不要・必要をご確認下さい

保証
少~し、お堅い融通の無いお話になりますが、もしも何かあった時のために一読し、ご理解・ご了承をお願いします。



【完成検査が必要な現場や、PL法・メーカー保証に則った施工が必要な場合、
あるいは諸事に備え保証の対象に強い拘りをもって設置・施工する場合、
メーカーが推奨する設置条件・施工条件に準じることをお勧めします。
詳しくはメーカーに直接ご確認ください。】



具体的には、施工した部位が原因で、漏水・強度・安全性などのキーワードが焦点になるような訴訟事やもめ事・意見を通したい事柄がある場合には、施工の段階で製造元や販売元が規定した条件通りの設置方法・施工方法で工事されてなければならないということです。
逆に、創意工夫で取り付けた・現場状況に応じ判断した・目的の達成を優先するため
その他要素を問題としない このような場合は保証の対象外となる可能性が非常に高くなります。

現場の特性・保証の必要性・目的達成優先、それぞれで重要度が変わると思います。
施工前に今一度熟考して頂くことをお奨め致します。

「窓工房 ナカサ」店長より

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