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ドア、窓の専門店の窓工房ナカサ ナカヒデト。ナカサの公式サイトです。

ナカサの 開き戸(両開き・片開き)

快適度、段違い

ちょっとお高いですが、採用すべし!

じわぁーっと、 グゥゥー~~  カシャッ

リビング建材は数年に一度、モデルチェンジ・マイナーチェンジが行われ、その度に用途や使い勝手が向上されています。
傾向としては単価が下がり、機能が充実し、オプション選択の幅が拡大。 こんな感じです。 なんか、良いことずくめですね。

その中でも、こりゃいい! 今から買うなら付けるべきだと言い切れるオプションが、ソフトモーションです。
ソフトモーションが設定されている商品なら、絶対に選択すべきです。
ちゃんと閉めたつもりが最後まで閉まってない、とか、これをストレスだなんて言うとオーバー過ぎですが、ソフトモーションがグゥーーーっと引っ張ってピタッと閉めてくれるので、快適で嬉しい。
あぁ~もぉなんて幸せなんでしょう! 明らかにオーバーな表現ですが、実際毎日何回も開閉する度に、ソフトモーションにしてよかったぁ~と思えますよ。

但し、キッチリと建付けを合わして、正しい位置で作動するように調整しないと折角のソフトモーション機能による便利さ・付加価値が得られませんので、シッカリと調整はして下さいね。

ソフトモーション

「窓工房 ナカサ」店長より

ラシッサってな~に?

今や当り前ですが、産業革命級!
建具界のWindows95 ウッディーラインの新型!

この記事は商品とかなり関係のない、サイドストーリーとしてお付き合い下さい。

時代変化の流れでアルミサッシ・ガラス商材も扱いつつ、本業ともいえる建具販売が中心だった昭和。
実はこの頃には既にユニットドアの名称で、枠とドア・金具がセットになった商品は存在してましたが、殆ど需要がありませんでした。
省施工化による現場効率の高さをアピールしても全く見向きもされませんでした。
理由は大工さんに腕とプライドがあったから、なんです。
「枠はワシが造るんじゃ、オマエは建具と金物を持って来い」
木材を削って、仕上げ、三方枠にし、戸当たり部材を引き割って用意、建具が納品されたら金具の取付穴加工をし、
吊り込み、チリ調整、結構手間暇かかる繊細作業ですが「ワシがやらんで誰がやるんや!」の職人魂と習慣、それに見合った腕と経験を持った職人さんがたくさんいた、いや、皆さんそうでした。

ところが平成も二桁に差し掛かった頃には完全に一変、「何故私らで枠を造ったり金具の取付をしないといけなのか?、意味不明だ。 セット物があるでしょ、今時なんでよ?」
短期間で恐ろしい程の変わりようです

一時、『釘の打てない大工さん』という言葉が、あらゆるコトやモノの時代変化を表す比喩として流行語だった時期がありましたが、取り巻く世情も変わり、
材質も変わり、求められる質も変わった現在、当然なのかもしれません。

釘大工
今やユニットドアなんて言い方も死語同然、建具といったら枠がついているのが当たり前で、それ以外があるのか?っという状況。

そんなきっかけと、流れを一気に加速させたのが、トステムのウッディーラインシリーズでした。
ラシッサはその後継モデルにあたります。

「窓工房 ナカサ」店長より

吊元の見分け方の法則

開閉時、足のつま先がぶつかる側から見る

吊元
開きドア(プッシュ・プル)の吊元は、開く側(自分に向って扉が近づいてくる側)から見て右に丁番があるタイプが右吊元。 左に丁番があるタイプが左吊元になります。
これは外開きであろうと内開きであろうと吊元の考え方は同じです。

外装用の玄関ドアや勝手口ドアの場合、一部の商品を除いて内開きは設定が無いので外開きのみです。
この場合で説明すると、開く側(自分に向って扉が近づいてくる側)とは室外側となり、外に立って丁番が右にあれば右吊元となります。

親子ドアの吊元の選定の場合は親扉(主ドア)で決定します。
子扉(副ドア)が必然に逆吊元ですが、考え方としては、
例)右吊仕様の親子ドアは、セット単位で一式なので、『親 右吊 と 子 左吊(が一式の)』の右吊仕様となります

「吊元はどっちでもえぇーわぁ」 新設ドアの場合によく言われますが、吊元の比率は半々ではなく右吊りが70%です。
ちなみに左吊元のトイレドアはカカア天下になるらしく、避けられます。嫌われます、いや好まれます、ってかどうでもいいと思います。

※一部のメーカー独自見識で、開きドアにおいて右勝手・左勝手がありますが、開きドアの場合は 『吊元』 で選定するのが通例です。

「窓工房 ナカサ」店長より

施工全般に関して

創意工夫・・・ おぉ、素晴らしい! 頑張って下さい。
臨機応変・・・ おぉ、それですそれ。素晴らしい! 頑張って下さい。

DIY
ご存じの方には当然、それ以外の方には「え、そうなの?」なお話かもしれませんが、取り付け方は、施工者自身が考え、可否・方法を判断しなければなりません。
職人さんが取付けるなら職人さんが、購入者さんが取付けるなら購入者さんが、例えば下地はしっかりしてるか、取り付ける寸法と取り付け後の姿寸法で何かしらのイレギュラはないか等々、考えること・確認しておくことはたくさんあります。

特に一般的な取付け方で完成する場合以外、つまり施工者のアイデア・技量・経験を駆使し、創意工夫で施工する場合、その現場の状況を知る者以外に口出しできる余地はありません。 ありませんというよりも、不可能なのです。
もちろん、「聞いてる限り、何となくそれでいけそうですねー」という無責任だったりアバウトな同調はできますが、あまり参考ににはならないと思います。
時には「こんな風に取り付けるでいいんじゃないですか?」と、経験上のアドバイスができることもありますが、これも個々の現場の状況を把握していない者の勝手な憶測がベースなので、信憑性は期待薄、参考程度の一例と捉えるべきでしょう。

建築商材の場合、プラモデルや組み立て家具と違い、設置する相手(現場)との兼ね合いがあり、図面通り・指示書通り・法則通りといかないのが難しいところ。
オーバーですが孤独な戦いでもあり、そして楽しい部分でもあります。
柔軟な創意工夫力と臨機応変な対処は、大小あれど必要で、この辺りに頭を使い、乗り越えクリアしていく、そんなゲームともいえます。

「窓工房 ナカサ」店長より

万が一に備えて

施工業者様、現場状況によりご注意下さい
DIYチャレンジャー様、不要・必要をご確認下さい

保証
少~し、お堅い融通の無いお話になりますが、もしも何かあった時のために一読し、ご理解・ご了承をお願いします。



【完成検査が必要な現場や、PL法・メーカー保証に則った施工が必要な場合、
あるいは諸事に備え保証の対象に強い拘りをもって設置・施工する場合、
メーカーが推奨する設置条件・施工条件に準じることをお勧めします。
詳しくはメーカーに直接ご確認ください。】



具体的には、施工した部位が原因で、漏水・強度・安全性などのキーワードが焦点になるような訴訟事やもめ事・意見を通したい事柄がある場合には、施工の段階で製造元や販売元が規定した条件通りの設置方法・施工方法で工事されてなければならないということです。
逆に、創意工夫で取り付けた・現場状況に応じ判断した・目的の達成を優先するため
その他要素を問題としない このような場合は保証の対象外となる可能性が非常に高くなります。

現場の特性・保証の必要性・目的達成優先、それぞれで重要度が変わると思います。
施工前に今一度熟考して頂くことをお奨め致します。

「窓工房 ナカサ」店長より

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