普段気にもしなかった防犯対策、ところが身近な場所で不法侵入被害が発生すると、一変し明日は我が身となり、建物の防犯脆弱性が気になり心配になって、今まで平和で放置していた窓の無防備が急に恐ろしく感じます。
しかしセキュリティー会社との契約を考えたり、いろんな人と防犯の話題を重ねるうちにバタバタしながら時が経ち、一刻を争う気分・恐怖心も緩和され、特に何も対策せず日々が過ぎてゆく。こんな感じがほとんどだと思います。
ん~、、、のど元過ぎれば ってやつですかねー。
さて防犯で一番大事なことは何でしょう?
侵入されたことをセンサーが検知し警報アラームが鳴り、いち早く警備会社が駆け付けてくれることでしょうか? 違いますよね。これ、時すでに遅しです。
まぁ被害を最小限にする効果は期待できそうですが、「不法で侵入されたのをキャッチしたよー」って教えられても、、、もう侵入されてますから。
防犯で一番大事なのは抑止!、抑止力です。
言い換えるなら、安易に侵入可能と思わせないようにしておくこと。
狙いを他に向けさせること。これが一番大事なのです。
ではドロボーさんの立場になって考えてみましょう。
あなたは頭のいいドロボーさんで、界隈を物色中です。
わざわざ時間が掛かる場所・困難な場所を選んで侵入しようとは思いませんよね。
リスクの低い場所をを選定するので、面格子が設置されてるだけでかなり面倒、十分な抑止になる訳です。
面格子なんて弱い物なんですよ。 白昼堂々、大きな物音立てながら原状復帰を無視して破壊していいのなら、簡単に破壊できます。(←ここ大事)
抑止力を高めるために設置するので絶対阻止に必要な
強度は不要です。
これは消防・レスキューの人命救助の観点から、容易な破壊性が要求されるからです。
もし絶体強度が高い面格子が必要なら鉄芯入りのステンレス製で製作し、ブラケットを躯体内部から貫通ボルト止めする必要があります。またその重量が耐えれる壁構造に変更する必要もでてきます。
”面格子で抑止力を高める”、全く新しくもなく定石通りの対策ですが、手軽で安価に対策できて効果も見込めるのでオススメ。
1度設置すれば終了、寿命もありません。
普段は対策したことも忘れてるぐらい気にもされない地味な存在の面格子ですが、あなたに代り有事に備え、
にらみを利かし、しっかりとバリアを張り続けてくれます。